全国のかごの屋で工場野菜レタスの導入

京都リサーチパーク株式会社(以下、 KRP :代表取締役社長 小川 信也、 京都市下京区 )は、京都リサーチパーク地区(以下、KRP 地区)内企業 さまを対象とした、「地区内外の企業さま、大学・公的機関さま等との交流の場や、お引き合わせ機会」となる「 KRP つながる活動」から生まれた好 事例について紹介します。植物工場を運営する株式会社スプレッド(以下、スプレッド:代表取締役社長 稲田 信二 、京都市下京区 KRP 内 )は、 自社 の植物工場で生産されたレタス( 商品名「ベジタス」 )が、和食レストラン「かごの屋」を全国展開する株式会社 KR ホールディングス(以下、 KR ホールディングス:代表取締役社長 望月進、大阪府吹田市 )の全国88店舗の「かごの屋」で提供されるメニューに採用されました。
 

 

スプレッドのレタスが使用されているサラダスプレッドのレタスが使用されているサラダ

■販路開拓の経緯

青果流通を母体とするアースサイドグループで、植物工場事業を運営するスプレッドは、 2018 年 11月に世界最大級の自動化植物工場「テクノファームけいはんな」を稼働させ既存の亀岡プラントと合わせ、日産5万株を超えるレタスの供給が可能となりました 。一方、KR ホールディングスは KRP 地区内に「かごの屋」を展開していた関係で、KRPと今後の店舗展開等の協議中でした。今回、新たな販路を求めるスプレッドと、新たなメ

 

ニュー材料を求めるKR ホールディングスを KRP がお引き合わせし、採用につながりました。新たな安定販売先を求めていたスプレッドと、野菜の安心・安全な品質を維持しつつ、天候に左右されない安定供給や調理担当者のオペレーション負担の軽減を模索していた KR ホールディング ス の利害関係が一致した形となりました 。
 KRP地区内では KRP(株) の「お客さまサービス担当者」がご入居企業さまの「お困りごと」を普段からお伺いし、解決に向けて KRP 地区内外の企業さま、大学・公的機関さま等との交流の場の提供やお引き合わせを「 KRPつながる活動」として行っています。今回は、本年4 月に初回打合せがあり、9月に採用というスピード決着を見た好事例となりました 。
 地区 開設 30 年を迎えた KRPは今後も、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に魅力的な交流の舞台を提供することを通じて‘創発の瞬間’ が生まれることに貢献して参ります。

テクノファームけいはんな(京都府木津川市)工場内写真テクノファームけいはんな(京都府木津川市)工場内写真

テクノファームけいはんな外観写真テクノファームけいはんな外観写真

■導入の決め手
KRホールディングス は 以下の点で スプレッドのレタス導入に 大きなメリットを感じ、早期導入へとつながった。
・供給力:天候に左右されず、傷がつきやすい葉物野菜もきれいな状態で安定供給が可能であること。
・味:味や食感 がよく、更に気温や天候の影響を受けないため、 品質 が一定である。
・衛生品質 :徹底的な生産管理・低温輸送で届けられ るレタスは生食用の厳しい衛生基準を満たしている。
・コスト削減 :無農薬で栽培 しているた め、水洗い工程の負担 が 軽減。またゴミの量も少なくなるため、オペレーションを含んだトータル コストの削減に貢献。
■各社代表コメント

 

●株式会社KR ホールディングス
かごの屋事業部 総料理長 岩田篤志 氏
農業を熟知された方々が作られた商品のため、味が抜群に良いこと、また天候に左右されずに安定供
給出来ることが導入の決め手になりました。今後は、サラダ以外にも多方面に渡り商品展開したいと考えております。
 

 

●株式会社スプレッド
代表取締役社長 稲田信二 氏
食材の美味しさや品質を追及されるKR ホールディングス様の姿勢に感銘を受けました。全国的に店舗を展開されているので、安定的にご提供できるだけでなく、現場の声をフィードバックしていただくことで、外食産業におけるニーズを把握できると期待しています。 KRP 様のマッチングにより、新たなお取引が生まれ感謝しています。

【以下、各社の会社概要】
●京都リサーチパーク株式会社
全国初の民間運営によるリサーチパークとして、京都府・京都市、地元産業界との協力・連携のもと、 1989 年に開設。京都からの新ビジネス・新産業創出に貢献するため、企業支援、オフィス・ラボなどの事業環境の提供を行ってまいりました。現在では480 組織・ 5,000 人が集積しています。今年、 地区開設 30 年を迎える KRP は、ブランドスローガン「ここで、創発。 ~Paving for New Tomorrow~ 」を掲げ、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台を提供することを通じて、’創発の瞬間’が生まれることに貢献します。

■「KRPつながる活動」 の 事例
2019年11月6日(水)開催の「つながらNight」の様子。
月3回水曜の夜KRP 地区内で開催している、「つながらNight」「つながったNight」といった入居企業さま限定のBar(場)があるほか、「KRP Night」と題し、入居企業さまとKRP地区外企業さま等との交流機会等があります。​

KRP地区全景KRP地区全景

●株式会社KR ホールディングス
「馳走の心をたいせつに、最高のごちそうさまをお届けする」ことを理念に掲げ、和食レストラン「かごの屋」をはじめ、 SAPA 事業、カフェ事業等、外食マルチブランド企業として多方面に事業展開しております。昨年メインブランドであるかごの屋創業から25 年を迎え、「地域貢献」「食の発展」をテーマに、今まで以上に、お客様やお取引先様に愛される業態作りを目指していきたいと考えております。
●株式会社スプレッド
青果流通を母体とするアースサイドグループにおいて2006 年に創業。 2007 年には、人工光型植物工場「亀岡プラント」(京都府亀岡市)を稼働 しました。 2013 年には業界では 困難と言われた 黒字化を達成。 2018 年には世界最大規模の自動化植物工場「テクノファームけいはんな」の稼働を開始しました。 2008 年から展開している植物工場野菜ブランド『ベジタス』はこれまで累計 5,000 万食以上を販売。 2019 年 12 月にブランドリニューアルを行い、より多くのお客様にベジタスの魅力を届けていきます。

12月にリニューアルしたベジタス12月にリニューアルしたベジタス